2006年04月

2006年04月14日

書道作品 創作「建 たてる」

書道作品 創作「建」s












書道家葛空 創作書道作品「建 たてる」

一つの建物が
建つ為には、
必然的な構造と
必然性のない物が
必要である。

書道作品 創作「時 とき」

書道作品 創作「時」s












書道家葛空 創作書道作品「時 とき」

二つの時計は
どれだけ
時間がずれているのだろうか。


2006年04月12日

詩:「気にならない」

詩作品「気にならない」
























書道作品 創作「點(点) てん」

書道作品 創作「點」s












書道家葛空 創作書道作品「點(点) てん」

数学では、
位置だけあって、
大きさ・長さ・厚さがないものを
点という。

有るのか無いのか分からないもの。


書道作品 創作「溢 あふれる」

書道作品 創作「溢」s












書道家葛空 創作書道作品「溢」

画面を真っ黒に塗りつぶし、
なおかつ溢れ出る激情。

2006年04月11日

書道作品 創作「生 いきる」

書道作品 創作「生」












書道家葛空 創作書道作品「生 いきる」

愛に生きる。

書道作品 創作「捧 ささげる」

書道作品 創作「捧」












書道家葛空 創作書道作品「捧 ささげる」

愛を捧げる。

2006年04月10日

書道作品 創作「育 そだてる」

書道作品 創作「育」












書道家葛空 創作書道作品「育 そだてる」

愛を育てる。

2006年04月09日

詩:「ラヴェル作曲:亡き王女のためのパヴァーヌ」

都庁舎からの夜景






「ラヴェル作曲:亡き王女のためのパヴァーヌ」

眠れない夜の空
明るい星と暗い星
それは冷たい闇の中の宝石

思い出のその人は
遠くからほほえんでくれる

目を覚ましながら
近くにいる夢を見る
振り向きそうになったり
言葉を交わしそうになったり

私は此処にいる
でもあなたはいない

何処にもいないという不思議


2006年04月08日

詩:「花とアゲハチョウ」

葛飾区 水元公園の花






「花とアゲハチョウ」

林に囲まれた古い家
今年も春を迎え春を送る。

胸の隙間に真昼の太陽
子供の後ろ姿

どうしてそんなに真剣なんだ。
あきらめて、欲しかった物を手にすればいいじゃないか。
目の前にあるだろう
いつだって届くじゃないか。

お花畑の上で
蜜を吸わず
死ぬまで舞い続けるアゲハチョウ
ほほえんで落下し
蟻の餌になる。

雲が一瞬君の姿になった。
たったそれだけ
他は何も変わらない。


2006年04月06日

展覧会

葛飾区 水元公園の桜2





 
 今年は秋頃に30年間書でつ付き合いのある男2人と3人で展覧会をすることになるだろうと思います。もしかしたら、その内の一人の奥さんや彼の知り合いの女性も参加するかも知れません。
 展覧会って一体何のためにやるのだろう、と改めて考えてみようと思います。観に来てくださる方のためのものなのか、或いは作品を展示する自分達のためなのか。好きなように片っ端から思いつくままの作品を展示すればいいとも思えないし、又、鑑賞者の好みに合わせてウケをねらうのも違う気がする。三人でバラバラな方向を向くのも寂しいし。どんな出来事がその期間内に起こればいいのか、ということだと思う。展覧会自体に何か訴えるものがなければいけない。こういう理由で開催いたしました、といえるような。理由。私個人の思いを述べるなら、本質的な部分で衰退してしまった書を復興させるためのきっかけにしたい。圧倒的に良質な展覧会にして、観てくださる方々を一瞬のうちに黙らせてしまえるような、少人数の鑑賞者であってもそれで完結できるような、そんな展覧会にしたい。
 3人で真剣勝負がやりたい。火花が散るような、物語を感じるような、鑑賞者の目の前で今まさに繰り広げられている事実のようなものにしたい。風流と言うより、もっと躍動的な、現実的なものにしたい。
 具体的なことは後のお楽しみと言うことでここでは提案もしないでおきたいと思います。
 美意識のぶつかり合い。それは死活問題ではない。人間個人の存在理由に関わる一大事件である。そもそも人間は生きているだけでは誰一人として満足できない。生き方が大問題なのだ。国などの権力に左右されない、それぞれ一人一人が持っている価値観。それは他人を否定することかも知れない。みんなで同じ方向を向く事への反発かも知れない。または逆に人と手を結ぶことの喜びかも知れない。それが満たされたときの喜びは生きることの喜びに繋がってゆく。それがぶつかり合うのである。これが大事件でないはずがあろうか。こういったことが作り事ではなく、真剣勝負となりうる展覧会にしたい。


詩:「そのまま」 

葛飾区 水元公園の桜






「そのまま」

交差点の青信号
横断歩道に人の頭は横に並ぶ。
よく見ると意外に何でも横に出来ている。

夜の電車の窓をつり革から見ると
左右の人の顔がある
心なく何も見ていない
そして特徴のない自分の顔

そこにあるだけで
何も発していない物体達。

そのまま把握しようとしたから
視線を避けたのだろうか。
あまりにふがいない貧弱な存在。

思いをなくせば思いは入ってこない。
でも、だから、
物体の物体でしかない形がはっきり見える。
生物も命もこんな風に見れば
非常につまらない
生きているだけ
繁殖しているだけ



最新コメント
QRコード
QRコード