2006年06月

2006年06月28日

書道作品 創作「登 のぼる」

書道作品 創作「登」s












人生山あり谷あり。
登りも下りもつらい。
しかし価値ある所に向かっているのなら
つらいほど期待がふくらむ。

期待はずれもあるだろう。
それでも今までしてきた努力が色あせることはない。


2006年06月24日

書道作品 創作「願 ねがう」

書道作品 創作「願」s












ただひたすらに
まっすぐ願う。
嵐を抜け、
青空を通り過ぎ、
何処までも貫かれた
一途な思い。


2006年06月22日

書道作品 創作「微 び」

書道作品 創作「微」s












かすか。
小さい。

今の季節
墨と紙の馴染みが良くない。
紙が湿気を吸って
思ったように墨が乗らない。
しかし、
状態が良かったとしても
気持ちが乗らない時もある。
悪条件を
作品の特徴にすることは出来ないか。
そのために今日も書く。


書道作品 創作「幽 ゆう」

書道作品 創作「幽」s












奥深くかすか。

こう書きたいという希望が
うまく定着しない時
私は、
どう書いたらいいのか
と全ての存在に問いかける。
それでもだめな時は
どうすればいいのか
と問う。


2006年06月19日

詩 「クジラ」

シロナガスクジラの模型






ますます輝いている。
あの時の事を
今思っている。

まだ人の感情というものを持っていたのか。
信じられない。

始めから持ってないと思っていた事や
捨てて来たつもりになっている事は
どこかに隠れている。
ひょっこり顔を出したのは
こっちに必要があったのか
むこうに必要があったのか。

・・・どうでもいい。
冷たい訳じゃない。
臆病なのだ。
受け入れてしまうと
もしかしたら

豚。


2006年06月15日

書道作品 創作「浮 うく」

書道作品 創作「浮」s












そうしようと思ってやっているわけではないが、
地面から足が離れている。

もちろんそんな感じがするだけだが、
気持ちいいわけじゃないし
悪いわけでもない。

ただ何処へ行くか分からないから
人との約束は出来ない。

いつものこと。
だから一人。


詩 「単純」

国立科学博物館の標本






私達が何処へ行くのか知らない。
この世で動き回っている目的も知らない。

今まで味わったことのない経験は
おそらくそこいら中に散らばっているのだろう。
新しい感覚に出会うたびに
それぞれの世界があって
やっとその空間を把握したかと思うと
すぐに幕が閉じて
別の世界に行ってしまう。

だから目的があるようでない。
ただあちこちに移動しているだけ。

人類の英知は
生きる基本を教えてくれる。
あらゆる場合に対応するために
非常に単純な形を示してくれる。
丁寧に教えるから項目が増えて
量が増えてしまったに過ぎない。

どうなるか分からないし
目的も定まらないならば
単純に生きるしかない
あらゆる経験に対応するには
形があると決まっている形にぴったりはまれない。
だから形のない
最も単純な生き方をしていこうと思う。


2006年06月13日

中学生 書道 お手本 行書 「浮世草子」

書道手本 「浮世草子」s























中学生 書道 お手本 行書 「浮世草子」

中学生 書道 お手本 行書 「一致協力」

書道手本 「一致協力」s























中学生 書道 お手本 行書 「一致協力」

中学生 書道 お手本 行書 「神話伝説」

書道手本 「神話伝説」s























中学生 書道 お手本 行書 「神話伝説」

中学生 書道 お手本 行書 「日進月歩」

書道手本 「日進月歩」s























中学生 書道 お手本 行書 「日進月歩」

中学生 書道 お手本 行書  「台風豪雨」

書道手本 「台風豪雨」s























中学生 書道 お手本 行書 「台風豪雨」

書道作品 創作「負 おう」

書道作品 創作「負」s












重荷を負って歩くのはつらい。
身軽な事のなんと愉快なことか。

持っている喜びは
いつか重荷になる。


書道作品 創作「たび」

書道作品 創作「旅」s












私の旅は心細い。
どこに行っても
よそ者さんいらっしゃい
と言われている気がする。
不慣れな道での
自分の足音は
小さく申し訳なさそうに響く。


書道作品 創作「機 き」

書道作品 創作「機」s












チャンスという意味。

チャンスは何時までも待ってはくれない。
すぐにどこかへ飛んでいってしまう。

そうかといって
よく見極めないと
罠(わな)にはまってしまう。

自らのOKがでたら
全力でつかむ。


2006年06月10日

詩 「消える東京」

上野






今日は何処に行こう。

空は晴れて
心も晴れている。

まだ知らないところへ行こうか
それとも前に行った所にしようか。

考えてみれば
長い時が経ってしまったような気がする。

東京はあまり好きになれない。
だから滅多にそこを歩いたりしない。
好きになりたいのに
地元の言葉を否定され、
独特の文化も影を潜めている。
見れば見るほど空虚に打ちのめされる。

そこ此処に昔の面影は残っている。
消えてゆく過程の時間はとても長い。


2006年06月08日

詩 「海を見て」

詩 「海を見て」

2006年06月07日

書道作品 創作「海 うみ」

書道作品 創作「海」s












説明は
いらないと思います。

書道作品 創作「変 へん」

書道作品 創作「変」s












変で結構。
何処に変じゃない人間がいるのだ。
誰が正常なのだ、
誰が普通なのだ。

「変」を侮(あなど)っていると
いつか食われる。


書道作品 創作「誉 ほまれ」

書道作品 創作「誉」s












良い評判という意味。

全然いい物が書けないが、
胸だけは張って行こうと
常々思っている。


2006年06月06日

書道作品 創作「月影」壁紙

月影s












CG by Jingoro


書道作品 創作「賞奇 奇(き)を賞(ほ)める」

書道作品 創作「賞奇」s












またとないような
珍しい書画骨董を
賞愛する。

宝石や貴金属は
量が増えると価値は下がってゆくが、
芸術作品はいくらあっても
金銭的価値以外の価値は下がらない。


書道作品 創作「雷 かみなり」

書道作品 創作「雷」s












雷鳴の衝撃は
感覚を縦に二つに切り分け
その一方の断面の表情を
私の顔にしてしまう。

書道作品 創作「新 あたらしい」

書道作品 創作「新」s












今までに無かったものが出てくると
期待感に心が躍る。

この種はどんな花を咲かせるのだろう。
こんな花を咲かせた。


2006年06月04日

書道作品 創作「臨 のぞむ」

書道作品 創作「臨」s













現代の書道界に対して
投げかけた作品。

又は
独自に作った作品。

外に出て
現状に対処するべく
辺りを見回しているところ。


2006年06月02日

書道作品 創作「風 かぜ」

書道作品 創作「風」s













大きな風に包まれた。

圧倒的な風圧で
どこかへ吹き飛ばされそう。

出来ることなら
一気に
運んでくれ
あの
憧れて止まなかった所に。


書道作品 創作「妖 よう」

書道作品 創作「妖」s












化け物という意味。

湿った空気の中から
ゆっくり現れる
知人の顔を持った
得体の知れないもの。


書道作品 創作「着 つく」

書道作品 創作「着」s













行きたくても
どうしても
同じ
くだらない場所から
抜け出せないでいる。


いつになったら
あの場所に行けるのだろう。

遠くかすんでいるのが
今にも見えなくなりそうだ。



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