2006年08月

2006年08月31日

書道作品 創作「瓦釜雷鳴 がふらいめい」

書道作品 創作「瓦釜雷鳴」s






意味:土釜がさわがしい音をたてる。
    君子(くんし=些細なことに感情を動かしたり、
    誘惑にあって自分の初志を見失ったり、
    困難に出くわしてくじけたりすることの無い、
    理想的な人格者。)が影をひそめ、
    小人(しょうじん=誘惑にすぐ負けて
    初志を見失いがちだったり、
    初めから人生に大きな目的を
    持ち合わせていなかったりする人。)がはびこる。
                            =楚辞=

厳しい目にさらされている
つまらない奴らを書いた。
社会保険庁の方々には限定しない。


書道作品 創作「娯 ご」

書道作品 創作「娯」s






意味:気分をゆったりしてたのしむ意。「娯楽」。

ある意味、自分をしっかり持っていないと
物事は楽しめない。


2006年08月30日

書道作品 創作「祇園会や・・・」

書道作品 創作「祇園会や二階に顔のうづ高き」s






祇園会(ぎおんえ)や二階に顔のうづ高き
                   =子規=

京都に行ったことのない私が
想像で空気や賑わい、人情を表現してみた。
街は何処でも少しだけの悲しさを持っている。


書道作品 創作「興 こう」

書道作品 創作「興」s






意味:物事がしだいにさかんになり、
    おとろえたものがおこる意。等。

問題は自分だと思った。
何をどうやっても
どんな手法を使っても
自分以外は結果であり、
作り方とは
こっちをどう扱うかということで、
それによって結果が
良くなったり悪くなったりする。


2006年08月29日

近影

葛空 
























葛空

書道作品 創作「氷壺 ひょうこ」

書道作品 創作「氷壺」s






意味:氷を入れた玉(ぎょく)の壺(つぼ)で、
    心の潔白なたとえ(杜甫の詩にみゆ)。

大空間で二つの文字が呼び合うように書いた。


 
    


2006年08月28日

書道作品 創作「垂乳根(たらちね)の・・・」

書道作品 創作「垂乳根(たらちね)の」s






垂乳根(たらちね)の母が釣りたる
青蚊帳(あおがや)を
すがしといねつ
たるみたれども
             =長塚 節=

たらちねと読んだだけで泣けてくる。


2006年08月27日

詩:「言いたい事」

シロナガスクジラ






本当のことは何処で聞けば分かるのか。
何処に行けば本当の世界に出会えるのか。
見分けの付かない嘘があまりにも多い。
いつも道に迷う。
すっきりさせたい。
とんでもない所でとんでもない踊りをさせられていても
気づかず
大恥を掻いているような人生は御免だ。

夢が無いだと、
目的が見付からないだと、
降らない雨を口を空に向けて待つがいい。
そして一刻も早く干からびてしまえ。
嘘つきどもがお前を必要だと言って来る前に。


書道作品 創作「最 さい」

書道作品 創作「最」s






意味:いちばんすぐれているもの。
    首位。等。

ナンバーワンのたたずまいとは
こういった感じだろうか。


書道作品 創作「能 のう」

書道作品 創作「能」s






意味:物をみごとにする意。等。

無意識を意識しなければ何も無いと言うことになる。
作品を作る時、
意識できる範囲だけを考えなくてはならない。
他にも何かがあるかも知れないが
敢(あ)えて無視する。
何もしていないと
何でもあるだろうと勘違いする。
おそらくそれは邪道だと思う。

 


2006年08月26日

書道作品 創作「崖 がけ」

書道作品 創作「崖」s






何処で誰に見せるかで
作品のイメージは定着する。

自分のためではないとしても
焼き餅を焼く必要はない。


2006年08月25日

書道作品 創作「愛 あい」

書道作品 創作「愛」s






意味:したう。
    たいせつにする。等。

高尚なものではなくて
少しだけ俗をかじった。
市井の人(しせいのひと=庶民)として
当たり前と言えば当たり前なのだが、
一つ前の「光」と同じように
すぐ手が出る内容を作品にした。


2006年08月24日

書道作品 創作「光 ひかり」

書道作品 創作「光」s






暗闇の中の光は
強く、
そして
頼りになる。

2006年08月23日

書道作品 創作「頂 いただき」

書道作品 創作「頂」s






意味:やまのいただき。等。

内側をくすぐられ
身をよじることも出来ず
まるで溺れているかのように
アップ アップしていると
頭の毛が逆立ち
皮膚が縮み上がり
寒気がし
ザーッと鳥肌が立ってゆく
同時に胸が詰まり
涙が溢れる

感動の頂(いただき)に立った時
もう人間ではない
男でもない
日本国民である事なんて何処にもない
形や理由の抜け殻を残し
本体だけになり
それで十分だと思う



2006年08月22日

書道作品 創作「雨 あめ」

書道作品 創作「雨」s






悲しく優しい雨を
かつてたたずんでいた
暖かい一瞬に
降らせて欲しい。

その時いつか意味が変わると感じていたのは
この事だった。


書道作品 創作「讚 さん」

書道作品 創作「讚」s






意味:ほめる。等。

相手が自分と違う考え方を持っていたとしても、
良ければ認めるべきであり
讃美しなくてはならない。


2006年08月21日

書道作品 創作「莫 ばく」

書道作品 創作「莫」s






意味:まったくない。
    絶無。等。

鑑賞できない透明な作品。
何も書いていない白紙より
書くことによって
想像を否定する。


書道作品 創作「盛 せい」

書道作品 創作「盛」sティラノザウルス






意味:物事が勢いよく栄える。等。

かつて最強の肉食恐竜であった
ティラノザウルスは羽毛恐竜といって
鳥の仲間だったそうです。
子供の頃は原始的な羽に覆われ
大人になると抜けて無くなった。

そして直径10キロの隕石が地球に衝突し
環境の変化に対応できず絶滅したそうです。
最後の恐竜が一番強かった。

ちなみに噛む力は最低でも3トンだったらしいです。
車3台分の圧力、あの歯で。

小型の羽毛恐竜は鳥になって生き残った。
もう力は大型ほ乳類にかなわない。

最強生物の人間は今が盛りなのだろうか。
一刻一刻強くなるから
絶滅の時が最強になってしまうわけだが、
弱い生物は多様性のおかげで生き残り
一方向に進化して強くなった生物は
対応能力が欠け絶滅する。

人間を滅ぼすのは何だろう。
頭だけ進化しているから(他は退化している)
頭で対応できない物だろう。
やっぱりお金と国か。

ともあれ今が一番栄えている
なんていう結果になる時が来ないように祈っている。


2006年08月20日

詩:「限界だから」

鎌倉 円覚寺






手が届きそうだから無理をして
つま先立つ。

両親が
先生が
会社が
猿が
子供が

常にそうしていると
休むいとまが無くなる。
ストレスで死ぬ。

楽に手に出来るまで
待てないのか。

理想像の種類が少な過ぎる。
何でも出来るから
地獄まで作ってしまう。

だったら不可能を作り給え、
極楽への階段をそう呼ぶ。
かなり前から
仏様は
待っておられる。


書道作品 創作「鑑 かんが・みる」

書道作品 創作「鑑」s






意味:古今の事跡(事実の痕跡)をよく考えて、
    修養(自己の人格形成につとめること)のもととする。  
    等。

何をしたいのか
色々やったが全て定着させることが出来なかった。
分からないからといって
怖がったり恥ずかしがったりする必要はない。
テストで答が出なければ
空白にするか理由を書けばいい。
認められないとしたら
相手の中にくだらない要素があるから。
それでもあきらめられないのは
自分が俗物だから。

 


2006年08月19日

書道作品 創作「夏 なつ」

書道作品 創作「夏」s






夏をどう表現したらいいか分からなかった。

結局こうなったけれど
全体の半分は分からないんだなあ
と思った。
理解すると出来ないのである。


2006年08月18日

書道作品 創作「涼 すず・しい」

書道作品 創作「涼」s






見ていると涼しく感じる作品を書こうと思いました。
皆さんはいかがでしょうか。
私は涼しいです。

2006年08月17日

書道作品 創作「難 むずか・しい」

書道作品 創作「難」s






短く太い線を使って
歯がゆい難しさを表現した。

頭で意味だけを考えて書くのは
造形の意識が遠のいて
自然な形態を示す。
文字の内容よりも
出来上がった結果を求めるのも悪くない。
書にはこの二つの書き方がある。

2006年08月16日

書道作品 創作「崩 くず・れる」

書道作品 創作「崩」s






いずれ崩れ無くなって行くだろうものごとの
現実の様である。
残酷さがリアルで美しい。
現代人にピッタリの作品である。
そう思わないだろうか。

書道作品 創作「樹 き」

書道作品 創作「樹」s






神・希望・目的・幸せなどが
何の事か分かりづらくなっている現代。
もうそれらを求めるのを止めようと思う。

そこにあるそのもの
デフォルメ(変形する)しない現実しか扱えない。
なんと貧しい
手持ちがそれだけとは。
しかし、やってみたら十分手応えがあった。
無いなりにでも出来ると知った。

2006年08月15日

書道作品 創作「山 やま」

書道作品 創作「山」s






・・・・・・・・・・・・そよ風

・・・・・・・・・入道雲

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・夕立

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・懐かしい顔


書道作品 創作「閑 かん」

書道作品 創作「閑」s






意味:落ち着いてのどかなさま。等。

夏の午後
ぼーっとしている。

想像は
青い空
水遊び
陽炎で揺(ゆ)らぐ生活を見せてくれる。

混ぜ合わされ
とぎれとぎれに。

 


2006年08月14日

書道作品 創作「楽毅論 がっきろん」

書道作品 創作「楽毅論」s






今回も楽毅論の一節を作品にしました。
近くから見ると現代的ですが
離れてみると古典的に見えます。
不思議だなあと思いました。
いつも楽毅論を書くのは
光明皇后の臨書が常に目の前にあることと
文章の存在感に魅せられているからです。

書道作品 創作「基 き」

書道作品 創作「基」s






意味:よりどころ。
    根底。等。

動かない基本は自分で見付ける。
揺(ゆ)るがないものでなければならない。


書道作品 創作「描 えが・く」

書道作品 創作「描」s






モネの「睡蓮」を書にしてみました。
絵そのものよりも
感動や線の強さを出したつもりです。


最新コメント
QRコード
QRコード