2006年10月

2006年10月16日

書道作品 創作 「製 セイ」

書道作品 創作 「製」












意味:物品をこしらえる。等。

形ある物は
いずれ壊れてバラバラになる。
いくら作っても
全てはそうなる。
しかし
後に残った情報は
形を変え永遠に残り続ける。


2006年10月15日

書道作品 創作 「朱 シュ」

書道作品 創作 「朱」












意味:濃いあか色。等。

この色の薔薇は
ビロードの質感のある花びらと相まって
私をつかんだら離さない。




書道作品 創作 「薫 クン」

書道作品 創作 「薫」












意味:かお・り。
    よいにおい。等。

街を歩いていると
冷たい風に乗って
キンモクセイの香りが
通り過ぎた。

透明な
優しい気持ちになった。


2006年10月14日

書道作品 創作 「崇 スウ」

書道作品 創作「崇」












意味:たか・い。等。 高い山の頂のその又上に
深い青色の空が広がっていた。
筋状の雲が刷毛でさっと描いたように浮かんでいた。


2006年10月13日

書道作品 創作 「アカシヤのなみきにポプラに秋風の吹くがかなしと日記に残れり」

書道作品 創作 「アカシヤの・・・」












啄木の歌。

ストレートな和歌を
ドロドロに書いてみました。


書道作品 創作 「橋 はし」

書道作品 創作 「橋」






頑丈な構造の橋を渡る。
寄らば大樹の陰。
大船(おおぶね)に乗る。

安心なのは気持ち。
安全なのはそれでもよく観察すること。


書道作品 創作 「助 ジョ」

書道作品 創作 「助」






意味:力を添えて人を助ける。

人から助けられた。

書を止めても何一つ取り柄がないからな、
とコンクリートの壁を素手で壊そうとしているみたいな
はかなさに呆然としていた。

目を外に向けたら
今までいた場所は道からそれていた。

欲なんて持たなくても
何故か行き詰まる事が必ずある。
今回は今までで最悪だった。

自分の行く方向だけ見ていると
道を見失う。


2006年10月11日

書道作品 創作 「洗心 せんしん」

書道作品 創作 「洗心」






意味:心をあらいきよめる。
    邪念(悪い考え)を去る。 
             
              =易経=

よく書作品で見かける言葉だが、
改めて意味を噛みしめると、
心がずいぶんと汚れてしまっている事に気付かされる。

 


書道作品 創作 「奮 フン」

書道作品 創作 「奮」






意味:元気を出す。

目的が無くても気力はわいて来る。
むしろ気力が目的を作り出してゆく。


書道作品 創作 「庭 にわ」

書道作品 創作 「庭」






人の思いと自然の思い、
二つをミックスして
ツーパターンを用意する。
何が出来るだろう。

「庭」が出来る。


書道作品 創作 「闡 セン」

書道作品 創作 「闡」






意味:知られぬこと、くらいことを
    明らかにする意。等。

以前に人がやった事が何故出来ないのか。
頭だけで出来るのなら誰だって出来る筈である。
頭が至らないのか。
きっとあるタイミングで
つかめるかどうかなのかも知れない。
時代は積み重なっているのではなく
気が付いた人がいるかいないかなのかも知れない。


2006年10月09日

書道作品 創作 「栖 す・む」

書道作品 創作 「栖」






薄暗い空間にそれは生息している。
自分の利益しか頭になく、
周りにどんな害を及ぼそうが
おかまいなしに
同じ事を毎日続けている。

書道作品 創作 「寛 カン」

書道作品 創作 「寛」






意味:ひろ・い。
    気持ちが大きい。等。

人間の理想像を凛とした線で書いてみました。

 


2006年10月08日

書道作品 創作 「秋風の吹けども青し栗のいが」

書道作品 創作 「秋風の吹けども青し栗のいが」






芭蕉の句。

今年は栗が安いのだろうか。


書道作品 創作 「佇 たたず・む」

書道作品 創作 「佇」






「一人散歩」

日の当たるところ
日陰の寒いところ
ビルの角にいる一人の中年
それが私だ。

唯の散歩だから特に用事はないのだが
立ち止まって地図と磁石を見比べる。

大体目標が決まっても動かないで
しばらく周りの様子を見る。
面白くもおかしくもない事に安心し
それを懐に入れ
遅い歩調を足に乗せ
決めた方向に向かい
歩き出す。


書道作品 創作 「極 キョク」

書道作品 創作 「極」






意味:きわ・める。
    この上もなく。等。

私が出来る書の姿は
今こんなところです。
最終的には極めたい。


書道作品 創作 「頼 ライ」

書道作品 創作 「頼」






意味:たの・む。
    たよ・る。等。

一方向からだけで見ていると
それが一体何だか分からない。
でも人の力を借りたりして
別の見方が加わると
やっと意味が理解できる。


2006年10月07日

書道作品 創作 「雲やどる秋の山寺灯(ひ)ともれり」

書道作品 創作 「雲やどる秋の山寺灯ともれり」






子規の句。

決まっている事と決まっていない事がある。
宇宙はこの二つだけから出来ている。


書道作品 創作 「験 ケン」

書道作品 創作 「験」






意味:結果が形をとってあらわれること。等。

才能というのは人の事。
才能がない人がやるということは、
対象自体の本質を問う事。

 


書道作品 創作 「暁 あかつき」

書道作品 創作 「暁」






意味:夜明け。等。

人類一人一人
全ての人に夜明けが来ますように。


2006年10月05日

書道作品 創作 「潤 うるお・う」

書道作品 創作 「潤」






意味:めぐみを受ける。
    ゆたかになる。等。

本物の芸術は
根っこからストレスを解消させる者でなければならない。
うまいとか綺麗なだけではそれは出来ない。
自己表現なんてクズである。


書道作品 創作 「悵 チョウ」

書道作品 創作 「悵」






意味:失意してなげく。等。

自分はダメだと思って渦巻く思いには
まだ救いがある。
しかし又、
本当に失望した時には
ある安定があって
ほっとするものである。


2006年10月04日

書道作品 創作 「結廬在人境・・・」

書道作品 創作 「結廬在人境・・・」






結廬在人境 而無車馬喧
問君何能爾 心遠地自偏
採菊東籬下 悠然見南山
山氣日夕佳 飛鳥相與還
此中有眞意 欲辨已忘言
         =陶淵明(とうえんめい)=

廬を結びて人境に在り
しかも車馬の喧(かまびす)しきなし
君に問う何ぞ能(よ)く爾(しか)るやと
心遠くして地も自ら偏なればなり
菊を採(と)る東籬(り)の下(もと)
悠然として南山を見る
山気日夕(にっせき)に佳く
飛鳥相與(とも)に還(かえ)る
この中(うち)に真意有り
弁ぜんと欲して已(すで)に言(げん)を忘る

○結廬―いおりをむすぶ。
  問君―己を離れて己を呼ぶので、
  淵明自らいうのである。
  南山―廬山のこと。
  山気―山のけはい。
○引退後の我が家はまちなかにあるのだが、
  車馬の騒音もなく静かだ。どうしてだろう。
  ―それは私の心境が俗事から遠ざかっているので、
  ここの場所まで自然と偏僻
  (へんぺき・都から離れた片田舎)になるんでしょう。
  菊を東のいけがきのあたりで手折り、
  視線をゆっくり南に移すと、
  廬山のたたずまいが目に入る。
  あの山はいいね。
  朝晩の山気がすばらしいな。
  夕方になると鳥たちが還って来るんだ。
  こうした現在の私の日常と環境には
  深い何ものかがあるのだが、
  それを説明しようとすると、
  いつしか、
  表現なんかどうでもいい
  という気分になってしまうのだ。
○淵明はふつう田園詩人といわれるが、
  なまやさしくない。
  練度の極めて高い詩境、心境である。

私なりに感じたこの詩の世界を
楷書(一部行書っぽい)で表現してみた。


2006年10月02日

書道作品 創作 「見 み・る」

書道作品 創作 「見」

 





夏の気配もない夕暮れの中で
人々と
風は
透明に見える。


書道作品 創作 「訪 ホウ」

書道作品 創作 「訪」






意味:訪問する。等。

こんにちは。

いらっしゃい。


書道作品 創作 「温 オン」

書道作品 創作 「温」






意味:くりかえしならいたずねる意。等。

古典は二度と同じ顔を見せてくれない。
本当です。



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