2007年06月

2007年06月29日

書道作品 創作 「滴翠 テキスイ」

書道作品 創作 「滴翠」




 

 


意味:したたる緑。
   夏の樹木の色。

したたる緑を作品にするには細い線がふさわしい、
とこの時には思いました。


2007年06月28日

書道作品 創作 「蒸 ジョウ」

書道作品 創作 「蒸」






 

 



意味:湿気で、気がのぼせる。等。

アジサイの絵を描きました。
写実的にではなく
季節の感覚の中で
心に映った、ゆがみながら雨に煙る感じを出してみました。


2007年06月27日

書道作品 創作 「竹陰覆几・・・」

書道作品 創作 「竹陰覆几・・・」

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

読み:竹陰 几(き)を覆い 琴書潤(うるお)い
   花気 窓に薫(かお)り 筆硯香(かんば)し 

意味:竹のかげは机をおおっており琴や書物に潤いを
   与えているし花の香りも窓より訪れ来たり
   筆や硯に香りを加えている

何の意気込みも無く淡々と書いてみました。
もしかしたら「覆」は書写体として誤字かも知れません。
(唐時代の文字で統一したかったのですが、
意気込みが無さ過ぎて調べませんでした。)


2007年06月26日

書道作品 創作 「狂 キョウ」

書道作品 創作 「狂」

 



 

 

 

 

意味:ものごとに熱しすぎる人。等。

あまり熱中し過ぎるとレベルはどんどん下がって行く。
一度目をそらして自分を見たらこんなだった。


2007年06月25日

書道作品 創作 「覚 さ・める」

書道作品 創作 「覚」

 



 

 

 

 

意味:迷いが解決する。等。

とか言っていますが、本当は、
チャイコフスキー:「悲愴」第一楽章の展開部の印象です。
目が覚めた、という。


2007年06月22日

書道作品 創作 「諦 あきら・める」

書道作品 創作 「諦」

 



 

 

 

 

土砂降りの雨に傘も差さず
全身ずぶ濡れになった様な諦め。

ここまで諦められたら、かえって気持ちいい。


一般 書道 手本1355 臨書 空海 風信帖 くうかい ふうしんじょう 「城石川両」

一般書道手本ー1355

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

書の線には、
書きやすい部分と書きにくい部分とが必ずある。
そして、そうでなければ表現は成り立たない。
なぜなら、立ち直ろうとする時にこそ
その人の中身が現れるからである。


2007年06月21日

一般 書道 手本1354 臨書 空海 風信帖 くうかい ふうしんじょう 「是所望山」

一般書道手本ー1354

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

書で絵を描くのは邪道だろうか。
私は書を特別なものとは思っていない。
一つの手段ぐらいの認識しかない。
しかし、
その点画は全てを含んでいなければならないと思っている。


一般 書道 手本1353 臨書 空海 風信帖 くうかい ふうしんじょう 「留意相待」

一般書道手本ー1353

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

風信帖の三通目を観ていると
どうしても雪舟の風景画を連想する。

ゆえに、風景画を描く事をイメージしました。


書道作品 創作 「革 カク」

書道作品 創作 「革」

 



 

 

 

 

意味:あらた・める。等。

線が太いので分かりにくいですが、
カクカクした線質で書いてみました。

次回では動きを試してみたいと思います。


2007年06月19日

書道作品 創作 「悔 く・やむ」

書道作品 創作 「悔」

 



 

 

 

 

心の動きや
行動がおさまり、
静かな落ち着きに向かって
下降して行くイメージ。

どうも線質が個性と言うにはあまりにもワンパターンなので、
専門家として他もこれから試みてみたい。


書道作品 創作 「藤 ふじ」

書道作品 創作 「藤」

 



 

 

 

 

藤の古木に
無数の花の房が垂れ下がっているイメージ。
(わずかに季節遅れ、惜しい。)


2007年06月15日

書道作品 創作 「衡 コウ」

書道作品 創作 「衡」

 

 

 








意味:はかりのさおの義で、
   左右を見くらべて公平にする意。

塊(かたまり)が左右で引き合うイメージ。
何故か現代的になったのは、
「心」の無い「状態」を表現したからでしょうか。


2007年06月14日

書道作品 創作 「窓 まど」

書道作品 創作 「窓」

 



 

 

 

 

o大作を意識しました。→体の動きが違う。(全身で書く)
              →イメージが違う。(哲学的になる)
o開け放たれた窓の外に笑顔が満ちているイメージ。


一般 書道 手本1352 臨書 空海 風信帖 くうかい ふうしんじょう 「将参入願」

一般書道手本ー1352

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

失敗したと思っても続けてみて下さい。
自分が捨てた物ではない事が分かる筈です。


一般 書道 手本1351 臨書 空海 風信帖 くうかい ふうしんじょう 「十日拂晨」

一般書道手本ー1351

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

臨書は考え過ぎるとぎごちなくなります、
成るように成ればそれで十分なのです。


一般 書道 手本1350 臨書 空海 風信帖 くうかい ふうしんじょう 「一期可終」

一般書道手本ー1350

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

空海は力のONとOFFがとても良い、
つまりタイミングが良い。
タイミングというのは
相手がどう出るのか分からない時に
こっちのペースに巻き込む事を言う。


2007年06月12日

書道作品 創作 「修 シュウ」

書道作品 創作 「修」

 

 

 


 

 

 

意味:精神をおさめ整える。等。

背筋を伸ばし、心を中立にしているイメージ。

単純になり過ぎはしないかと心配をしましたが、
何だか思ったよりも説得力が出せました。


2007年06月11日

CG作品 「荒」

CG作品 「荒」

 



 

 

 

 


=衰え暗闇に没する=


書道作品 創作 「荒 コウ」

書道作品 創作 「荒」

 



 

 

 

 

意味:衰えすたれる。等。

大きく膨れ上がり
弾けてバラバラになり

やがて地面に降り積もるイメージ


2007年06月08日

一般 書道 手本1349 臨書 空海 風信帖 くうかい ふうしんじょう 「起首至九日」

一般書道手本ー1349

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

不安があるから検証するのであって、
別に努力が目的ではないのです。
勿論不安を取り除こうとしますが、
逃げられないので逃げないだけです。


一般 書道 手本1348 臨書 空海 風信帖 くうかい ふうしんじょう 「来也従三日」

一般書道手本ー1348

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

「也」は筆がねじれてクルクル回ってしまい、
制御不可能になりますが、
これが古典なんだと思いました。
現実に於いて自分の意志なんて
一切通用しないのです。
イメージに於いてのみ自己及び表現は存在する。


一般 書道 手本1347 臨書 空海 風信帖 くうかい ふうしんじょう 「香等以三日」

一般書道手本ー1347

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

今まで一度ダメだと思った事は復活しなかったのに、
ここに来てフラフラしている。
思えば自信が有ろうと無かろうと、
身に付くべきものは付いて来たし、
忘れるべきものは忘れて来た。


2007年06月07日

書道作品 創作 「母 はは」

書道作品 創作 「母」

 



 

 

 

 

こういう作品を照れないで書けるのは、
私も年を取ったということでしょうか。


CG作品 「暑」

CG作品 「暑」

 





 

 

 


今年の夏は、思い出に残るのかな・・・


書道作品 創作 「暑 あつ・い」

書道作品 創作 「暑」

 

 

 


 

 

 

 暑かった夏


2007年06月05日

CG作品 「淡月香風」

CG作品 「淡月香風」

 

 

 


 

 




涼やかに・・・


書道作品 創作 「淡月香風 たんげつこうふう」

書道作品 創作 「淡月香風」

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

意味:淡い月と香る風。

夏の風情(ふぜい)。


書道作品 創作 「根 ね」

書道作品 創作 「根」

 



 

 

 

 

大木の根をイメージしました。



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