2007年08月

2007年08月31日

書道作品 創作 「頌 ショウ」

書道作品 創作 「頌」

 



 

 

 

 

意味:ほ・める。たた・える。等。

日本人のイジメ体質を、
その非文化的な野蛮さを、
朝青龍よモンゴル精神で叩き壊してくれ。

彼は腰と腕が痛いのに
無理をしてモンゴルのファンにサービスをした。
これは英雄的な行為である。

彼が厳しい処分に対して何も言わないのは
話しても無駄だと思っているからに違いない。

私は彼を褒め称えようと思う。
そして影ながら力になろう。
日本人の非人道を絶対に許してはいけない。


書道作品 創作 「励 はげ・ます」

書道作品 創作 「励」

 



 

 

 

 

書家として行き詰まり、
人間として、
男として、
生物として行き詰まってしまった。

さて。どうする。
とにかく打って出て、
白黒をはっきりさせよう。


2007年08月29日

書道作品 創作 「擁 ヨウ」

書道作品 創作 「擁」

 

 

 


 

 

 

意味:守る。助ける。等。

強い思いが私に筆を持たせ、
動かし、
紙をほとんど見させないで、
勝手に形に成って行く。


書道作品 創作 「険 けわ・しい」

書道作品 創作 「険」







 



 

平坦な道にいる人と
険しい道にいる人、
どちらも不安だらけ、
彼らは何を求め行動しているのだろう、
全てを無意味にする為なのだろうか、
一生に科せられたノルマを果たしながら
ただその為にだけ生きている、
おお、何て美しいんだ、
本当の美とは無意味な物なのだから。


2007年08月28日

書道作品 創作 「典 テン」

書道作品 創作 「典」

 



 

 

 

 

意味:正しい。よりどころがある。等。

意味とは関係無しに、
寂しい縦線を書いてみました。


2007年08月26日

書道作品 創作 「風 かぜ2007.8」

書道作品 創作 「風 2007.8」

 



 

 

 

 

そして風になった。
私を誰も見かけることはない、
存在に気が付かない。

以前何であったのかを私は忘れる。


2007年08月24日

書道作品 創作 「風 かぜ」

書道作品 創作 「風」

 



 

 

 

 

始めから風でありたかった。
此の上は風として生きていこう。
どうしようもない事は吹き飛ばし、
行きたい所には疾風になって駆けつけ、
人々の頬に触れ、
遠く高くに消え失せよう。


書道作品 創作 「別 ベツ」

書道作品 創作 「別」

 



 

 

 

 

意味:彼と此とをはっきりはなしてまじらぬようにする意。

ちゃんと整理してすっきりしているのが好きなのに、
だらしなさゆえに雑然の中で生活している私は、
何なのだろう。
ある種の防衛本能か。


一般 書道 手本1368 臨書 空海 風信帖 くうかい ふうしんじょう 「法前謹空」

一般書道手本ー1368

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

形と動きを一致させるには、
たった一つの方法しか有りません。
作られた結果をイメージせずに、
やり方のみをイメージするのです。
そして、喜ぶべき物になったかどうかで、
正しいかどうか検証するのです。


2007年08月23日

一般 書道 手本1367 臨書 空海 風信帖 くうかい ふうしんじょう 「止観座主」

一般書道手本ー1367

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

風信帖もこれでラスト二枚です。
何だかもう一度始めから書きたいのですが、
しばらく間を開けます。
自分で何か表現しようとして、
ついに一度も実現できなかった。
それは、やるべき事が違っていたからでした。
一番そうなって嬉しいのは、
そうなった事が嬉しいかどうかなのです。


2007年08月22日

書道作品 創作 「夜景 ヤケイ」

書道作品 創作 「夜景」

 



 

 

 

 

東京の人工的な夜景を書いてみました。
人工的だから
浮き上がり不思議でロマンチックなのでしょう。

画面を暗くするのと、
小さな粒をきらめかす為の工夫をしました。


2007年08月21日

書道作品 創作 「柳 やなぎ」

書道作品 創作 「柳」

 



 

 

 

 

お化けが出そうな感じにしました。
現代が決して朗らかで明るくないのと一緒です。


2007年08月20日

書道作品 創作 「開顔 かいがん」

書道作品 創作 「開顔」

 



 

 

 

 

意味:顔をほころばせて笑う。楽しみ笑う。

この作品もある意味恥ずかしい。
なぜなら、優しさが丸見えだからです。


書道作品 創作 「不屈 フクツ」

書道作品 創作 「不屈」

 



 

 

 

 

意味:どんな困難にぶつかっても、意志を貫くこと。

この作品が恥ずかしい訳。
1、言葉。(直過ぎる)
2、書きぶり。(ストレート過ぎる)
とにかく、普段隠している部分を出すのは照れます。


2007年08月19日

書道作品 創作 「陽 ヨウ」

書道作品 創作 「陽」

 



 

 

 

 

意味:太陽。等。

今の季節に太陽を書くとこうなります。
温度を三割でも冬に回してくれれば良いのに。


2007年08月18日

書道作品 創作 「申 シン」

書道作品 創作 「申」






 

 



意味:曲がっているものをのばしてまっすぐにする意。等。

曲がった物と曲がった物を組み合わせて作った
真っ直ぐな材料は強靱で狂いが来ないという。
書の線にも言えるのではないでしょうか。


2007年08月17日

書道作品 創作 「及 キュウ」

書道作品 創作 「及」

 



 

 

 

 

意味:およ・ぶ。追いつく。等。

やっとの思いで追いついたと思ったら、
独自の頂に立っていた。


書道作品 創作 「差 サ」

書道作品 創作 「差」

 

 

 


 

 

 

意味:ちが・い。へだたり。等。

同じ年の人とどんどん差が開いて行く。
と言うよりも逆行している。


2007年08月14日

書道作品 創作 「倒 たお・れる」

書道作品 創作 「倒」






 

 



ご覧の通り、明快に倒れました。
ただそれだけ、他には何もありません。


2007年08月13日

書道作品 創作 「鏡 かがみ」

書道作品 創作 「鏡」

 

 




 

 

 

自分の心を正直に映してしまう鏡を書いてみました。

今回中々書けなかったのは、
今までの書きぶりに影響されていたからだと思いました。

女は俗も含めて現状をたやすく肯定できるのに対して、
男は何かで抵抗しなければいられない。
状況が変わってもそれ以前と同じ行動を取る男は、
ただの頑固者です。
一度抵抗する対象を
再検討しなければならない時があります。
女のたくましい態度を見習い、
その時には無抵抗にならなくてはなりません。


2007年08月11日

書道作品 創作 「易 エキ」

書道作品 創作 「易」

 



 

 

 

 

意味:交換する、等。
 例:貿易

人とはどのように気持ちを交換すればいいのだろう、
出過ぎると鬱陶しく思われるし、
引っ込み過ぎると冷たいと思われる、
どのくらいが丁度良いのだろう。


2007年08月10日

書道作品 創作 「天地 テンチ」

書道作品 創作 「天地」

 



 

 

 

 


天と地の間の大きな空間を表現しました。
そして、二文字が離れれば離れる程それが広く感じられるように切り離してみました。


2007年08月08日

書道作品 創作 「瑞雲 ズイウン」

書道作品 創作 「瑞雲」

 



 

 

 

 

意味:めでたいことの前兆として現れる雲。

この作品では、イメージを定着させるのではなく、
半紙の上でこの現象をそのまま起こそうと試みた。


2007年08月07日

書道作品 創作 「指鹿為馬」

書道作品 創作 「指鹿為馬」

 



 

 

 

 

読み:しかをさしてうまとなす。
意味:無理を押しとおす。また、押し切られる。
    秦の始皇帝の死後、幼少の二世皇帝から帝位を
    奪いとろうとする趙高が、鹿を献上してこれは
    馬ですと言い、群臣中に堂々と反論する者が
    いるかどうかをさぐったところ、趙高の威光を
    おそれて、反対する者がいなかったという。
                            =史記=

世の中、権力を持つと大体こんな風になってしまう。
食っていく為だと言ってもこんな世界に長居は出来ない。
人生そんな事に時間を費やすにはあまりにも短い。


2007年08月06日

書道作品 創作 「案 アン」

書道作品 創作 「案」






 

 



意味:考える。
    くふうする、等。
 例:思案

青い空、入道雲、そして詩情・・・
これらの要素を使いどんな夏にしようかと考えた。

正直、書でここまで表現出来るとは思っていなかった。
戸惑いと同時に書の可能性について考えた。
どうも漢字の持つ原始性に要因があるように思った。


2007年08月05日

書道作品 創作 「みんな輝きよるねん・・・」

書道作品 創作 「みんな輝きよるねん・・・」






 

 



詩の一節。

夜空を見上げている自分が輝いているような作品にしました。


2007年08月04日

書道作品 創作 「渾 コン」

書道作品 創作 「渾」






 

 



意味:すべ・て。
    あれこれと分けずに、あらゆるものをひとまとめに
    うちまぜる、ひっくるめる意。等。
 例:渾身の力。

今回はとにかく自分でも満足が出来る物が書きたいと思いました。
一つの作品に込める思いは、あまり多いと表情の乏しい物になってしまいます。何処で折り合いをつけるかがポイントになってきます。
この作品では、思い切り筆を置いて、さっと引く様に書きました。


2007年08月03日

書道作品 創作 「薄 うす・い」

書道作品 創作 「薄」

 



 

 

 

 

意味:人情のうすい意、等。

この作品は見ていて悲しくなる。


書道作品 創作 「稽 ケイ」

書道作品 創作 「稽」






 

 



意味:久しくらちをあけず(かたをつけず)とどめる意、等。

私ははっきりとした設計図を基に作品を書かない。
雰囲気を画面に漂わす事だけが目的となる。


2007年08月01日

書道作品 創作 「怒 おこ・る」

書道作品 創作 「怒」

 



 

 

 

 

ドロッとした感情が流れ出ている様子。



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