2007年10月

2007年10月31日

書道作品 創作 「流 なが・れ」

書道作品 創作 「流」

 



 

 

 

 


人生には出会いと別れがあり、
一つも思い通りになった事はなく、
流れに乗って行くばかり。


2007年10月30日

書道作品 創作 「宝 たから」

書道作品 創作 「宝」






 

 




私に宝物はあるのだろうか・・・
何かを大切にしているだろうか


一般 書道 手本1420 臨書 伝・橘逸勢 三十帖策子 でん・たちばなのはやなり さんじゅうじょうさっし 「及食之箭」

一般書道手本ー1420

 

 

 

 


 

 

 

 

 





私は作品に何も関わらない。
故に作品自体は自由になれる。
作家は作品を支配してはならない。


一般 書道 手本1419 臨書 伝・橘逸勢 三十帖策子 でん・たちばなのはやなり さんじゅうじょうさっし 「遍安瘡中」

一般書道手本ー1419

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 



全ては常に変化する。
同じ事をやっていては欲しい物が手に入らない。
対象によって捉え方は様々で、
そう言う意味に於いて
「楽」は存在しない。


2007年10月26日

一般 書道 手本1418 臨書 伝・橘逸勢 三十帖策子 でん・たちばなのはやなり さんじゅうじょうさっし 「呪一百八」

一般書道手本ー1418

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

作らない。
下手を出す。

これも芸術表現の一つです。


一般 書道 手本1417 臨書 伝・橘逸勢 三十帖策子 でん・たちばなのはやなり さんじゅうじょうさっし 「年蘓三両」

一般書道手本ー1417

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

不足は多々あれども
それに増す個性有り。

今回は細かい所は無視しました。


書道作品 創作 「清旦 セイタン」

書道作品 創作 「清旦」






 

 




意味:朝の意。

作品に仕上げるために
イメージをねじ曲げるような事をせず、
当初の思いをそのまま作品にしました。
情感を大切にした場合
その方が的確に表現できます。


2007年10月25日

書道作品 創作 「祥 ショウ」

書道作品 創作 「祥」

 



 

 

 

 


意味:めでたいこと。喜び。等。

美しい性格の人を、
この文字を借りて表現しました。


2007年10月24日

書道作品 創作 「魍魎 モウリョウ」 

書道作品 創作 「魍魎」













意味:山水木石などに宿っている精霊。ばけもの。

「トトロ」みたいなものです。


2007年10月23日

書道作品 創作 「克 コク」

書道作品 創作 「克」






 






意味:できにくいことをよくしおおせる意。

屋久杉のイメージを重ねて表現しました。


2007年10月19日

書道作品 創作 「哀 アイ」

書道作品 創作 「哀」

 



 

 

 



意味:心にあわれを感じてかなしむ意。

ただ暗くなるのではなく、
美しく表現しました。


2007年10月16日

書道作品 創作 「余 あま・り」

書道作品 創作 「余」

 



 

 

 



余り物には福がある。

点画を散らかす才能だけはあるみたいです。


一般 書道 手本1416 臨書 伝・橘逸勢 三十帖策子 でん・たちばなのはやなり さんじゅうじょうさっし 「不出以十」

一般書道手本ー1416

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

そして、とんでもない所に力が入る。
才能の無い私には理解不能なので、
「ああ、そうですか」
と、そのままにしておく。


一般 書道 手本1415 臨書 伝・橘逸勢 三十帖策子 でん・たちばなのはやなり さんじゅうじょうさっし 「筋骨拔之」

一般書道手本ー1415

 

 

 




 

 

 

 

 

 

 

しかし何故ここまで画と画を重ねるのだろうか。
印象としては、やっぱり内側に力が入る。
離れている所では外側に向かって力が作用する。
二つのバランスは、
この書に於いて「人」のスケールであり、
自然のそれに少しも引けを取っていない。


一般 書道 手本1414 臨書 伝・橘逸勢 三十帖策子 でん・たちばなのはやなり さんじゅうじょうさっし 「所中鏃入」

一般書道手本ー1414

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

この法帖の特徴は、
決してチャラチャラ上昇しない。
下へ下へ深く沈んで行き、
内側を充実させる。


一般 書道 手本1413 臨書 伝・橘逸勢 三十帖策子 でん・たちばなのはやなり さんじゅうじょうさっし 「男子為箭」

一般書道手本ー1413

 

 

 




 

 

 

 

 

 

 

手本ということを意識しました。
しかし、このスケールは譲りません。


2007年10月15日

書道作品 創作 「卓 タク」

書道作品 創作 「卓」






 





意味:なみはずれてよい。等。

本物は何にも似ていない。
何故ならば、
何にも関わらないからである。


2007年10月13日

書道作品 創作 「顧 かえり・みる」

書道作品 創作 「顧」






 





たっぷりと時間の世界に浸り、
今という時を吟味する。


書道作品 創作 「批 ヒ」

書道作品 創作 「批」

 



 

 

 



意味:よい悪いの批評をする。

大きな視野に立って物事を観ている様。


2007年10月12日

書道作品 創作 「犠 ギ」

書道作品 創作 「犠」

 



 

 

 



意味:いけにえ。等。

私達はあらゆる事で犠牲を強いられている。
世の中が物質的に豊かになったり便利になると、
同じ量だけ何処かで酷い目に遭う。
最低限必要な事まで取り崩して・・・。


2007年10月11日

書道作品 創作 「呆 ホウ」

書道作品 創作 「呆」

 



 

 

 

 


意味:おろ・か。ばか。等。

阿呆は現場にいる。
作品の如き愛すべき人には
そこへ行けば会える。


2007年10月10日

書道作品 創作 「盈 み・ちる」

書道作品 創作 「盈」

 



 

 

 

 


情熱的に表現しても何かが足りない・・・
・・・凛とした存在感を与えてみた。


2007年10月08日

書道作品 創作 「皆 みな」

書道作品 創作 「皆」

 



 

 

 

 


自分から発する
「皆」との呼びかけに私は情熱を禁じ得ない。
なぜなら大勢の中の孤独を愛するし、
又無表情の中の表情を愛するから。


2007年10月07日

書道作品 創作 「沢 タク」

書道作品 創作 「沢」

 



 

 

 




意味:うるおす。めぐみ。等。

この作品では、紙の四辺を意識しました。
時代が下るほど
私達は限られた中での生活をするようになり、
むしろその中でしか自由を実感出来なくなりました。
現代のあらゆるジャンルの作品が無表情なのは
作家が自分の世界の中でのみ生きているからなのです。


2007年10月06日

一般 書道 手本1412 臨書 伝・橘逸勢 三十帖策子 でん・たちばなのはやなり さんじゅうじょうさっし 「易生或諸」 

一般書道手本ー1412

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 



人間の能力は素晴らしい。
自然から搾取し、
マルチ商法の様に破綻するのが分かっていて
今が良ければいいとばかり
ドンドン手を広げて行っているのに対して、
片やこのような書が存在する。
必要最小限で立派に成り立っている。


一般 書道 手本1411 臨書 伝・橘逸勢 三十帖策子 でん・たちばなのはやなり さんじゅうじょうさっし 「齊中兒即」

一般書道手本ー1411

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 



原帖に近い書き方が出来れば、
そのイメージの表現は成功したと言える。
臨書は全く創作の練習である。


一般 書道 手本1410 臨書 伝・橘逸勢 三十帖策子 でん・たちばなのはやなり さんじゅうじょうさっし 「塗於産女」

一般書道手本ー1410

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 



一本の線に何度も力を加える。
それがこの法帖に於いての臨書の仕方である。


2007年10月05日

書道作品 創作 「呼 よ・ぶ」

書道作品 創作 「呼」


 

 



 

 

 


呼んでも答は返って来ない。
私はもう持ちこたえられない。


書道作品 創作 「心 こころ」

書道作品 創作 「心」

 



 

 

 

 


人の心って何だろう。
エゴを出すのが悪で、
出さないのが善なのか。
心は同じなのに。


2007年10月02日

書道作品 創作 「慈 いつく・しむ」

書道作品 創作 「慈」

 



 

 

 

 


柔らかく優しい人を書いた。
その人は自分の事をそうは考えていないようだった。



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