2007年12月

2007年12月31日

書道作品 駄作 「偽 にせ」

書道作品 創作 「偽」

 



 

 

 

 


形だけの物は偽物である。


2007年12月30日

書道作品 創作 「邂 カイ」

書道作品 創作 「邂」

 



 

 

 

 


意味:ふと出会う。偶然に会う。

二人の人間が「シンニュウ」で繋がっているように書いた。
書でこういった物語的な表現も可能だと思う。


書道作品 創作 「懊 オウ」

書道作品 創作 「懊」








 

 

 


意味:うれえもだえる。等。

私は主体を悟った。
それは第一人称でもなく、
又、第二人称でもない。
どちらかというと第三人称に近い。


2007年12月28日

書道作品 創作 「歓 カン」

書道作品 創作 「歓」

 



 

 

 

 


意味:顔色に表して喜ぶ。等。

私の場合、
人と上手く心を通わす事が出来ないので、
作品を見せなければならない。
そうすることで私の気持ちは落ち着き、
生活では出さない表情も出せるのである。


2007年12月27日

書道作品 創作 「海 うみ(2007・冬)」

書道作品 創作 「海(2007・冬)」

 



 

 

 

 


冷たい風が吹いている冬の海。


2007年12月25日

書道作品 創作 「古寺 コジ」

書道作品 創作 「古寺」

 



 

 

 

 


人間の造った建造物と自然が上手くマッチしていると
心が解放される。


2007年12月24日

書道作品 創作 「冬蜂の・・・」

書道作品 創作 「冬蜂の・・・」

 



 

 

 

 


冬蜂の死にどころなく歩きけり       =鬼城=

生きるとはこんなものだと思うが、
積極的に生きている人なんているのだろうか。


2007年12月19日

書道作品 創作 「釈 シャク」

書道作品 創作 「釈」

 



 

 

 

 


意味:気持ちがとけてさっぱりする。等。

中々「さっぱり」とした書が書けず
時間がかかってしまいました。

そして思った。
ダメで結構、
最高の才能とは諦めないこと自体だと。


2007年12月14日

書道作品 創作 「味無味 むみをあじとす」

書道作品 創作 「味無味」

 

 

 


 

 

 


意味:食味は淡白がよい。      =老子=

私にはこの言葉が
詩や俳句などの世界を言っている様な気がしてならない。


2007年12月13日

書道作品 創作 「狙 ねら・う」

書道作品 創作 「狙」






 

 




獲物はパッと狙いうち。


書道作品 創作 「歳 サイ」

書道作品 創作 「歳」

 



 

 

 

 


意味:一年。等。

まだ終わっていないが、
今年はどんな一年だったか。
実感はないが、事実を並べてみると、
私の人生の中では一番充実していた。
全体の1%だけだが、
毎日幸せを感じられた。


2007年12月12日

CG「赴」

CG「赴」

 



 

 

 

 


個人的に御使用の方は御自由にどうぞ。


書道作品 創作 「赴 おもむ・く」

書道作品 創作 「赴」

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 



目的の為なら何処へでも出掛ける。
地の果てだっていとわない。
私が今ここにいるのは
何の思いも無くただ座っているのではない。


2007年12月11日

書道作品 創作 「蠱 コ」

書道作品 創作 「蠱」

 



 

 

 

 


意味:まど・わす。人を迷わす。等。

昨日ムンク展を観て来た。
彼の描く女性は可愛くて毒がある。
女性が悪いというのではなく、
生まれ持った、どうしようもない物としての毒である。
毒蛇の毒である。
蛇に責任はない。
「吸血鬼」という作品がある。
女性が血を吸っているカップルの絵だ。
その印象をそのまま作品にした。


一般 書道 手本1438 臨書 伝・橘逸勢 三十帖策子 でん・たちばなのはやなり さんじゅうじょうさっし 「煎之檮為」

一般書道手本ー1438

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 



美しい「書」を書いて、
仮に展覧会の審査で落選しても
私は一向に落胆しない。
むしろ展覧会の内容自体を選ぶ事の方が重要である。


2007年12月10日

一般 書道 手本1437 臨書 伝・橘逸勢 三十帖策子 でん・たちばなのはやなり さんじゅうじょうさっし 「二十一遍」

一般書道手本ー1437

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 



物にガツガツ欲をかいていると、
概念と言うか一体何がしたかったのかを忘れてしまう。
それは決して具体的な事ではなかった筈である。


2007年12月08日

書道作品 創作 「仏 ほとけ」

書道作品 創作 「仏」

 



 

 

 

 


意味:慈悲の深い人。情け深い人。等。

細い線に激情を閉じこめた。


書道作品 創作 「天 テン」

書道作品 創作 「天」

 



 

 

 

 


頭の上の遙か遠くに広がっているもの。


2007年12月07日

書道作品 創作 「凍 こご・える」

書道作品 創作 「凍」

 



 

 

 

 


凍えた風景・・・
それを観ているのは私である。
私は自分を一人の人間として把握する事が出来ない。
環境があって初めて実感する。


一般 書道 手本1436 臨書 伝・橘逸勢 三十帖策子 でん・たちばなのはやなり さんじゅうじょうさっし 「蘓中呪之」

一般書道手本ー1436

 

 

 

 


 

 

 


 

 




書の線というのは、
筆を置いた時の形が次の動きで別の形になる。
慣れている人は知っていて使いこなすのだろうが、
それは邪道である。
曖昧な、どうなるか分からないところに書の真の姿がある。


一般 書道 手本1435 臨書 伝・橘逸勢 三十帖策子 でん・たちばなのはやなり さんじゅうじょうさっし 「一両内於」

一般書道手本ー1435

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 



線を一度で決めず、
何度も力を補いながらの運筆なので、
まるで子供が書いているようである。
ただ、子供に無い「我」がある。
それは自分だけ都合良くなろうとして、
他人を陥れようとする物である。
「エゴ」とも言う。
大人は常にそれとの戦いの中にいるのだが、
この書は見事に打ち勝っている。


2007年12月06日

書道作品 創作 「咆哮 ホウコウ」

書道作品 創作 「咆哮」

 



 

 

 

 


意味:獣がほえ叫ぶ。

ストラヴィンスキーの「春の祭典」を書にしました。
原始的で野蛮で尚かつ機械的です。
あっそうか、現代を風刺したのだ。


2007年12月05日

書道作品 創作 「百錬剛 ひゃくれんこう」

書道作品 創作 「百錬剛」

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 





意味:剛は鋼に同じ。
   百錬の鉄、強靱な意志。

世代によってイメージは違う。
まして外国の人に何かを表現する場合、
「形」にしなければならない。
日本的な習慣には頼れない。

この作品では、
あえて「意志」ではなく、
強靱な「鋼(はがね)」そのものを書いた。


2007年12月04日

詩 「紅葉 もみじ」

2007.12 六義園の夜景

 



 

 

 

 


 夜に紅葉が光っているのは
 当たり前なのだろう。

 月に照らされて
 透き通った赤い葉脈は
 想像するだけでも綺麗なのだが。

 ここには何回も訪れているのに知人が出来ないのは
 そうしているから。

 残念なことではない。


2007年12月03日

書道作品 創作 「蘊 ウン」

書道作品 創作 「蘊」






 

 




意味:つ・む。中につみたくわえる。等。
例:蘊蓄(ウンチク)。

書道界でもあまり見かけない様な
粘りのある書になりました。
もしかしたら、私は自分が思っているよりも
遙かに個性が強いのかも知れない。



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