2009年12月
2009年12月18日
書道作品 創作 「本 ホン」
意味:おこり。初め。みなもと。等。
作品を自分で書いても、
始め駄目だと思った物が後で見ると良かったりする。
かくの如く物を見る目は大切である。
しかし今の世間ではそれ以前の
権威や名声で作家やその作品を判断する。
それではそこからあぶれてしまった人達が
やる気をなくしてしまう。
作品自体の良さを求めない鑑賞者側にも責任がある。
はっきり言って
権威や名声と作品の良さは99%がイコールではない。
芸術の本来の大切さを
みんなで問い直さなければいけない。
私はこう思う。
日常の中では、守らなければならない物事に囲まれて、
我慢したり失ってしまうことがたくさんある。
その中で心のバランスを保つための物として芸術がある。
だから芸術は「爆発」であらねばならないのである。
(私は岡本太郎ではない)
そしてそれが素晴らしい物であれば、
鑑賞者は自分の「道」が幾つもあることに気が付くだろう。