2006年01月08日
書家葛空の紹介とライター紹介。
by Jingoro
葛空(かっくう)を紹介します。
1958年生まれ。東京都。日本書道専門学校卒。独立書人団創立者、手島右卿(てしま・ゆうけい)に教えを受け強い感銘を受ける。書の特徴は確かな存在感。
ライターJingoro (ジンゴロー)自己紹介
葛空専属ライター。葛空が撮影した書道作品のデジタル処理も担当。書に対する姿勢に共感する。
書道はあくまで鑑賞者。小さい頃からヘタな字で劣等感のカタマリ。そのせいか文字への関心は小学生時代から失うことはない。両親から「頭がいい人は字が下手だ」と慰められたのが運のつき。いまや筆をもつと体が萎縮するほど重傷のトラウマ持ち。それでも高校時代は書道部に所属して仮名で紙を汚していた。書くより鑑賞する方を好む。
なお、このブログはJingoroの署名がないものは、全て葛空自身で記述しています。
ぼく(Jingoro)が書家・葛空とブログを立ち上げた理由
葛空は、生徒に段級の検定を受けさせない。「短期間であなたも師範」等の宣伝文句の正反対。ほんとうにうまくなってもらいたいから、の一念で教室を25年続けている。
葛空は、権威を徹底的に消し去り、ただ修練に打ち込んできた。
もう、機が熟したと納得。広く公開しよう、となった。
葛空の言葉をおぎなうという作業
葛空は言葉足らず。全ては書の作品が語る、と考えている。
ぼくの考えは少し違い、それは書道が一般教養としてあった時代のことで、いまは書道の楽しみ方を伝えることから始める必要がある、と思う。 「楽しみ方」「味わい方」から伝えなければ、書道をはじめようとする人の目標が定まらない。
どうしたら楽しめるようになるのか。
書道家とは一線をひいて、外側から分かり易い言葉で伝えられないか。これがぼくの野望である。
注)葛空の意向で一部内容を削除いたしました。
2005.01.18
by Jingoro