2006年02月24日

詩作品「書」

横浜・大桟橋





詩作品「書」

何処にもない
それはそれだけ
動かせない者
人の手によって作られながら
自由にならない

美意識のみで存在し
知能を排除する

消されても消されても
必ず復活するのは
人間の最も優れた能力

固めて動けなくするのが
大きな者の意図ならば
その逆をゆく

イメージを消し
成される者

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この記事へのコメント

1. Posted by はなしのぶ   2006年02月25日 01:59
おじゃまします。はなしのぶです。
いつもお世話になってます。
なんだか、格調高くてコメントも緊張してしまいますね。

字が美しい人は、人間も美しい
そう思っています。
2. Posted by 葛空   2006年02月25日 04:23
コメントをありがとうございます。
たしかに書には引っ張られている所があると思います。
この上の書は格調を排除してあるので、そういった表現も楽しんでいって下さい。

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