2006年03月17日
詩 「何にも逃げはしない」
道ばたの雑草に風が吹き
葉を揺らしたって
雲が広がって雨になるわけではない。
なのに不安になってしまう。
もっといいことがあったはずだと思う。
アスファルトをころがり去ってゆく物は
もうそれ以上跡を残す力がない。
知っていたのか
軽く会釈してあきらめて行く。
やり残した作業を片づけよう。
時間が通り過ぎないうちに。
半分冷たくて
半分暖かい人の情。
そういうものなんだな。
もっと良かった筈なんだが、
ゆっくり行こう。
一日が終わっても
今から始まるのだから。
トラックバックURL
この記事へのコメント
1. Posted by h.n-dc 2006年03月17日 10:40

2. Posted by 葛空 2006年03月17日 22:37
こんばんは。
雑草はあまり意識して見ていないので
印象は薄いですが、
強い物というのは目立たなくて
いつでも当たり前にある物なのかも知れません。
私も当たり前になりたいといつも思っています。
雑草はあまり意識して見ていないので
印象は薄いですが、
強い物というのは目立たなくて
いつでも当たり前にある物なのかも知れません。
私も当たり前になりたいといつも思っています。