2006年04月06日

展覧会

葛飾区 水元公園の桜2





 
 今年は秋頃に30年間書でつ付き合いのある男2人と3人で展覧会をすることになるだろうと思います。もしかしたら、その内の一人の奥さんや彼の知り合いの女性も参加するかも知れません。
 展覧会って一体何のためにやるのだろう、と改めて考えてみようと思います。観に来てくださる方のためのものなのか、或いは作品を展示する自分達のためなのか。好きなように片っ端から思いつくままの作品を展示すればいいとも思えないし、又、鑑賞者の好みに合わせてウケをねらうのも違う気がする。三人でバラバラな方向を向くのも寂しいし。どんな出来事がその期間内に起こればいいのか、ということだと思う。展覧会自体に何か訴えるものがなければいけない。こういう理由で開催いたしました、といえるような。理由。私個人の思いを述べるなら、本質的な部分で衰退してしまった書を復興させるためのきっかけにしたい。圧倒的に良質な展覧会にして、観てくださる方々を一瞬のうちに黙らせてしまえるような、少人数の鑑賞者であってもそれで完結できるような、そんな展覧会にしたい。
 3人で真剣勝負がやりたい。火花が散るような、物語を感じるような、鑑賞者の目の前で今まさに繰り広げられている事実のようなものにしたい。風流と言うより、もっと躍動的な、現実的なものにしたい。
 具体的なことは後のお楽しみと言うことでここでは提案もしないでおきたいと思います。
 美意識のぶつかり合い。それは死活問題ではない。人間個人の存在理由に関わる一大事件である。そもそも人間は生きているだけでは誰一人として満足できない。生き方が大問題なのだ。国などの権力に左右されない、それぞれ一人一人が持っている価値観。それは他人を否定することかも知れない。みんなで同じ方向を向く事への反発かも知れない。または逆に人と手を結ぶことの喜びかも知れない。それが満たされたときの喜びは生きることの喜びに繋がってゆく。それがぶつかり合うのである。これが大事件でないはずがあろうか。こういったことが作り事ではなく、真剣勝負となりうる展覧会にしたい。


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この記事へのコメント

1. Posted by あっきゅん   2006年04月07日 18:21
『こうしたい』って自分のビジョンを持って行動する人って素敵です!憧れます!!

あっきゅんはつい、周りに合わせてしまって自分の意見や感情を押し殺してしまうので・・八方美人なトコロ、なおしたいと思ってるんですけど。なかなか。
2. Posted by 葛空   2006年04月07日 21:36
こんばんは。
それがあっきゅんさんの魅力なのではないでしょうか。
唯の八方美人ではなく、核心を見抜く力があるので優しい感じがします。

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