2006年04月17日

「一日」

上野動物園の鶏

 

 




 私は平成18年4月17日である。4時間が過ぎている。
 皆さんは私をどうしたいのか。あと20時間の命しかない。
 友達になれる時間はないので、知らない内にいなくなっているかも知れない。しかし、朝・昼・晩のいずれかに会える機会はきっとあるはずである。気づいてくれるかどうかである。
 人間が暦を作る前から、この日に生まれてくる運命にあった。
 どんな風ですか、今日という日は。100年前1000年前生まれた私の兄弟と少しは違いますか。
 4時間しか経っていないが、みんな何かを思っているのが分かる。時間を使っていたり、ただそれを埋めていたりしている。悩んだり、喜んだりしている。どこかで争いごとがある。圧力をかけられて苦しんだりしている。私は居る事しか出来ないが、君たち一人一人がよく見える。今日中に動く者と動かない者がある。動かそうとする者、放置する者。私は生きている内になるべく多くの変化が見てみたい。
 ある男が居る。今日は寝ないで、ずっと起きているらしい。それなりに1日の予定は立てているようだが、おそらく無理だと思う。どうも生活のリズムがめちゃくちゃだ。ちゃんと食事も摂っていないみたいだし。何か目標を持っているようだが、これじゃあ出来るものも出来ない。こういう男にとって私なんか必要ないのではないかと思う。1日をなんだと思っているのだろう。だらだらと無意味に過ごして、1日が短いという。こいつには1日が倍の時間あっても短いのだろう。私を意識した時初めて1日を有効に使い、目標も達成に向かってゆくと思うのだが。


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