2006年08月01日

詩:「正体」

国立博物館の仏






思わぬ方へ来てしまった。
いや、
「ここ」から「あっち」になっただけかも知れない。
長くいてはいけないから
移動したのだ。

人も変わった。
同じ思い出を持っていても
何かの本で覚えた記憶のように
味気なかった。

道が分かれたのか、
始めから一所ではなかったのか。

後からの思い入れで大きかったと
勝手に思い込んでいたのだろう。
誰だってそんなに大した事をやっているわけではなく
本当は弱々しい空っぽの生き物なのだ。


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この記事へのコメント

1. Posted by あっきゅん   2006年08月01日 16:11
一箇所に留まるコトはできないですね・・・。
所詮、自分とまったく同じ“道”を歩く者はいない。すぐ隣を歩いていたのを勘違いしただけでしょうかね( -_-)
2. Posted by 葛空   2006年08月01日 23:20
こんばんは。
近くにあっても
永遠に交わることのない道が
平行に幾筋もあり、
進んで行くとたまに斜めの道が
それらをつないでくれます。
他の道に訪問は出来ますが、
すぐに自分の所に戻らなければなりません。
そして斜めの道こそが芸術の道なのです。
だから私は誰とも平行して歩けないのです。

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