2006年08月09日

詩:「戦争」

国立科学博物館の航空機






誰だって戦争を望まない。
なのに継続して人類は殺戮を繰り返す。
人間に生まれたから人間に狙われる。
他の動物には使わない最強の武器で。
男の子は小さい頃から戦闘シーンのある子供向け番組を見て
大人になっても軍事用品に憧れる。
女の子は恋愛と出産に憧れて
それが唯一の幸せと思いこみ
結婚しても理想の男性を捜す。
何かおかしいと思わないか。
全て戦争に繋がっていないか。
兵隊の量産と
その訓練ではないか。
戦争のための男女関係にすぎない哀れな人間。
両者がうまくかみ合わないのはそのため。
昔土地を耕してそれを所有した。
土地は人の手に落ちた。
小さな国の出現である。
ならば他人の土地も所詮人の物だから
奪っても神のたたりには触れないと考えた。
誰かが他人の土地を力ずくで手に入れた時
国と戦争は切っても切れない関係になった。
繁殖力のある野蛮な国は強かった。
理想的な国は弱かった。
国はやがて巨大化して
人の能力の及ばない存在となった。
まるで企業のための社員のように
人は国のための国民になってしまった。
ああ人類の宿命か。
良き小国に
大国の進入を許さない
何らかの方法はないものか。
その出現を望む。


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この記事へのコメント

1. Posted by あっきゅん   2006年08月09日 06:48
されど、人類はその出現を望まないであろう。
欲望という蜜を知ってしまったから。

(勝手なコト書いてスイマセン★)
2. Posted by 葛空   2006年08月09日 20:50
こんばんは。
いつもコメントを有り難う御座います。
あっきゅんさんのコメントを読むと
書が新しい展開をします。

人の命よりもおいしい蜜とは
どんな味がするのでしょうか。
怖くて手が出ません。
口にすると地獄に堕ちそうで。

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